【第2話】高配当株なのに、なぜ私は「買わない」と決めたのか

インカムゲイン投資を始めたばかりの頃、

正直に言うと、私は配当利回りばかりを見ていました。

ランキングサイトを開いて、

利回りが高い順に並んだ銘柄を見る。

数字が大きいほど、なぜか安心できる気がしていました。

「この銘柄を持っていれば、

少しはお金の不安が減るかもしれない」

そんな期待を込めて、

高配当株を眺めていた時期があります。

それでも今は、

配当利回りが高くても、あえて買わない銘柄があります。

この記事では、

投資歴1年の私が、

なぜそう考えるようになったのかを整理してみたいと思います。

「高配当=安心」だと思っていた頃

投資を始めたばかりの頃は、

高配当株=安全な投資

だと思っていました。

  • 毎年お金が入ってくる
  • 株価が下がっても配当がある
  • 長期で持てば大丈夫そう

今思えば、とても単純な考え方です。

でも当時は、

「値上がり益を狙うより、よほど堅実だ」

と感じていました。

実際、

配当金という形で“成果”が見えるのは、

初心者にとって大きな安心材料でした。

違和感を感じ始めた瞬間

そんな考え方に、

少しずつ違和感を覚えるようになったのは、

「配当はどこから出ているのか?」

と考えるようになった頃です。

業績が伸びていないのに、

高い配当を出し続けている企業。

株価は下がっているのに、

配当利回りだけが高く見える状況。

このとき初めて、

「高配当=安心」ではないかもしれない

と感じるようになりました。

配当性向を気にするようになった理由

高配当株を見るときに、

配当性向を気にするようになりました。

配当性向は、

「利益のうち、どれくらいを配当に回しているか」

を見る指標です。

もちろん、

数字だけで良し悪しを判断できるものではありません。

それでも、

利益の大半を配当に回している状態を見ると、

「この配当は、無理をしていないだろうか?」

と考えるようになりました。

配当が続く前提で投資をする以上、

無理のない形で出ているか

は気にしたいポイントだと感じています。

配当の「継続性」を見るようになった

もう一つ、

利回りと同じくらい意識するようになったのが、

配当の継続性です。

  • 何年くらい配当を出し続けているのか
  • 景気が悪い時期でも維持されてきたか

こうした点を見ることで、

「一時的に高い配当なのか」

「長期を前提に考えられる配当なのか」

を区別できる気がしています。

高配当であることよりも、

続いてきたかどうかの方が、

持ち続ける判断材料になることも多いと感じました。

業績と配当の関係を見るようになった

また、

業績と配当の関係にも目を向けるようになりました。

業績が伸びていない、

もしくは下がっているのに、

配当だけが目立って高く見える場合。

そのときは、

「配当利回りが高い」のではなく、

「株価が下がっているだけかもしれない」

と考えるようになりました。

この視点を持つだけで、

高配当ランキングの見え方が

少し変わった気がしています。

私が「買わない」と決める理由

今の私は、

配当利回りの数字だけで判断することはありません。

  • 配当が無理のない形で出ていそうか
  • 一時的な高配当ではなさそうか
  • 業績と配当の関係を自分なりに説明できるか
  • 株価が下がっても、持ち続けられそうか

これらを考えたとき、

どうしても納得できない場合は、

**「今回は見送る」**という判断をしています。

※これらの指標は、

あくまで判断材料の一つとして見ています。

高配当株を否定しているわけではない

ここは誤解のないように書いておきたいのですが、

私は高配当株そのものを否定しているわけではありません。

高配当を中心にポートフォリオを組む投資家の方もいますし、

それが合っている人もたくさんいると思います。

ただ、

今の自分の性格や投資経験を考えると、

すべてを高配当株に委ねる勇気は持てなかった

というだけです。

投資は、

正解を探すものではなく、

自分に合う形を探すものだと感じています。

投資歴1年の今、大切にしている基準

投資歴はまだ1年。

迷いがなくなったわけではありません。

それでも、

今の自分が大切にしている基準は、

かなりシンプルです。

  • この投資を続けられそうか
  • お金の不安が増えないか
  • 夜、変に考え込まずに眠れそうか

配当利回りの数字よりも、

自分の気持ちが安定するかどうか

を優先するようになりました。

まとめ|高配当よりも「続けられるか」

高配当株は、

インカムゲイン投資において大きな魅力があります。

それでも私は、

「高配当だから買う」

という判断はしないようになりました。

代わりに考えているのは、

この投資を、数年後も同じ気持ちで続けられるか

ということです。

この判断が正しいかどうかは、

正直まだ分かりません。

ただ、

迷いながらでも続けられている今の形は、

少なくとも、

投資を始めたばかりの頃より

ずっと現実的だと感じています。

この迷いも含めて、

これからも記録していくつもりです。

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