【第3話】インカムゲイン投資でも「売る」と言う考える瞬間

インカムゲイン投資を始めた頃、

私は「一度買ったら、ずっと持ち続けるもの」だと思っていました。

配当を目的にしているのだから、

売ることを考えるのは、

どこかブレているような気がしていたからです。

「売る=失敗」

「売る=判断ミスを認めること」

そんなイメージが、

頭のどこかにありました。

でも、実際に投資を続けていく中で、

少しずつ考えが変わってきました。

インカムゲイン投資でも、

“売ることを考える瞬間”は確かにある。

今日はそのことを、

今の自分なりに整理してみたいと思います。

「売る」という選択肢を遠ざけていた頃

投資を始めたばかりの頃は、

含み損を見るのが正直つらかったです。

数字を見るたびに、

「これは自分の判断が間違っていた証拠なのではないか」

と感じてしまう。

だから、

売るという選択肢を無意識に遠ざけていました。

配当が出ている限り、

目をつぶって持ち続けていればいい。

そう考えることで、

自分を納得させていた部分もあったと思います。

今振り返ると、

それは冷静な判断というより、

向き合うのを避けていただけだったかもしれません。

違和感は、配当とは別のところにあった

考えが変わり始めたきっかけは、

「配当が出ているのに、不安が消えない」

という感覚でした。

お金は入ってきている。

それなのに、

なぜか気持ちは落ち着かない。

  • この配当は、これからも続くのだろうか
  • この会社の状況を、ちゃんと説明できるだろうか
  • 数年後も、同じ気持ちで持ち続けられるだろうか

そんな問いが、

頭の中に浮かぶようになりました。

配当があるかどうかよりも、

自分が安心して向き合えているかどうか

の方が、大事なのではないか。

そう感じるようになったのは、

投資を始めて少し時間が経ってからでした。

インカムゲイン投資でも「考え続ける」

ここで一つ気づいたことがあります。

それは、

「持ち続ける」と「何も考えない」は違う

ということです。

インカムゲイン投資は、

短期的な売買を繰り返すものではありません。

でもそれは、

一度買ったら、

何も考えずに放置するという意味ではない。

むしろ、

「この投資を続けていて大丈夫か?」

と定期的に考え続ける必要がある。

そう思うようになりました。

私が「売る」を考えるようになった瞬間

今の私は、

次のような瞬間に

「売る」という選択肢が頭をよぎります。

  • 配当が出ているのに、安心感が薄れてきたとき
  • 自分なりに説明しようとしても、言葉に詰まるとき
  • 「これを持ち続ける自分」が想像できなくなったとき

すぐに売る、というわけではありません。

ただ、

考えること自体を避けない

ようになりました。

売らないという判断も、

考えた末の選択であれば、

それはそれで意味がある。

今はそう思っています。

「売らない」も、立派な判断

インカムゲイン投資をしていると、

どうしても

「売るか、売らないか」

という二択に目が向きがちです。

でも実際には、

その間にたくさんの判断があります。

  • 少し様子を見る
  • 情報を集め直す
  • 自分の考えを整理する

そうした時間も含めて、

投資なのだと思います。

売ることだけが行動ではなく、

判断を更新し続けること自体が、

投資の一部なのかもしれません。

まとめ|インカムゲイン投資でも、思考は止めない

インカムゲイン投資だからといって、

売ることを完全に否定する必要はない。

今の私は、

そう考えています。

もちろん、

むやみに売買を繰り返したいわけではありません。

ただ、

配当が出ているからという理由だけで、

考えることをやめたくない。

安心して続けられるかどうかを、

自分なりに問い続ける。

それが、

今の自分にとっての

インカムゲイン投資なのだと思います。

次回は、

配当を目的にしている私が、

なぜ「集中投資」を選ばなかったのかについて、

整理してみたいと思います。

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