【第4話】配当目的なのに、なぜ私は「集中投資」を選ばなかったのか

インカムゲイン投資と聞くと、

「少数の高配当株に集中する」

そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。

実際、私自身も投資を始めた頃は、

「どうせ配当を狙うなら、

良さそうな銘柄に集中した方が効率がいいのでは?」

と考えていました。

配当利回りが高い銘柄を選び、

そこに資金を集める。

理屈としては、とても分かりやすい。

それでも私は、

集中投資という形を選びませんでした。

今日はその理由を、

今の自分なりに整理してみたいと思います。

集中投資が「怖い」と感じたのが正直なところ

最初に正直な話をすると、

集中投資を避けた一番の理由は

**「怖かったから」**です。

一つの銘柄に資金を集めるということは、

その企業の判断を

自分一人で背負うということでもあります。

  • この判断は本当に正しいのか
  • 何か見落としていないか
  • 想定外のことが起きたらどうするのか

そう考え始めると、

頭の中が落ち着かなくなりました。

配当をもらうための投資なのに、

常にその企業のことを気にしている。

それは、自分が望んでいた投資の姿ではありませんでした。

配当目的なのに「安心できない」違和感

インカムゲイン投資で

一番大事にしたかったのは、

安心して続けられることでした。

でも集中投資を想像すると、

どうしても

「この会社に何かあったらどうしよう」

という気持ちが先に立ちます。

配当が出ていても、

心が落ち着かない。

それでは本末転倒です。

投資はお金の話であると同時に、

気持ちの話でもある。

そう考えるようになってから、

「自分にとっての正解」は

効率よりも安心感にあるのだと感じるようになりました。

分散は「リスク回避」だけではない

分散投資というと、

よく「リスクを下げるため」と言われます。

もちろんそれも一つの理由ですが、

私にとっての分散は、

それ以上の意味を持っていました。

分散することで、

  • 一つの企業に過度に期待しない
  • 日々のニュースに振り回されにくくなる
  • 判断を冷静に保ちやすくなる

こうした効果を感じたからです。

集中していないからこそ、

一歩引いた目線で

投資全体を見ることができる。

それは、

投資を続けるうえで

とても大きなメリットでした。

「効率」より「続けられるかどうか」

集中投資は、

うまくいけば効率がいい方法かもしれません。

でも、

効率が良いことと、

自分が続けられることは、

必ずしも一致しません。

もし集中投資を選んでいたら、

私は今よりも

頻繁に悩み、

頻繁に不安になっていたと思います。

それなら、

多少効率が落ちたとしても、

落ち着いて向き合える形を選びたい。

投資は長く続けてこそ意味がある。

今の私は、

そう考えています。

集中投資を否定しているわけではない

ここで一つ、

誤解のないようにしておきたいことがあります。

私は、

集中投資そのものを

否定しているわけではありません。

集中投資が向いている人も、

きっといる。

ただ、

今の自分には合わなかった。

それだけの話です。

投資方法に

絶対の正解がないように、

人それぞれの性格や状況によって、

合う形は違います。

まとめ|私が集中投資を選ばなかった理由

配当を目的にしているからこそ、

私は集中投資を選びませんでした。

  • 効率よりも安心感を大切にしたかった
  • 投資のことで頭がいっぱいになるのを避けたかった
  • 長く、穏やかに続けられる形を選びたかった

今のところ、

この判断に後悔はありません。

もちろん、

この考え方が

この先もずっと変わらないとは限りません。

投資を続ける中で、

また別の考えにたどり着く可能性もある。

それでも今は、

自分が納得できる形で続けられていること

それ自体が、

一つの正解なのだと思っています。

次回は、

投資を始めてから

「お金との距離感」がどう変わったのかについて、

少し振り返ってみたいと思います。

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